2016/02/18

昨年マーケットに出現した「ウォーニング・フラッグ」、今年も要警戒! ④

株式市場にとって都合のよい大統領は民主党、それとも共和党?
 
これはいつも興味をそそる議論。そのような事実があるかどうかは別として、今後4年間のマーケットを占う上で投資家には無視できない一大イベントである。
 
1980年頃までは、マーケットは民主政権の下で高パフォーマンスを発揮すると広く認知されていた。そこまでの52年間では、確かにマーケットは民主党選出の大統領の下でのほうが、共和党のそれに比べ4倍もの高パフォーマンスを収めていた。もちろん、これには「民主政権=支出増=経済政策増」という合理的な説明があってのことである。
 
その後、レーガン、父ブッシュと共和政権が続いた12年間によって、1952~1992年の範囲に限ってみれば、共和党選出の大統領下で極わずかではあるが、マーケットは好成績を収めている。
 

2016/02/10

昨年マーケットに出現した「ウォーニング・フラッグ」、今年も要警戒! ③

選挙年に見えてくるもの
 
上述の通り、選挙年は4年サイクルの3年目ほどには優れたパフォーマンスを期待できないものの、それでも一般に高パフォーマンスが期待できる年である。
 
1928年以降の選挙年サイクルをまとめてみると、以下のような数値が見えてくる。
 
·  同期間、22回あった大統領選の年のマーケットは6.9%の上昇し、同88年間平均の7.4%をやや下回る。ただ、過去100年で最悪だった一年、「2008年」を除けば平均は9.1%へと跳ね上がる。

·  大統領選の年の22回中、16回(73%)でマーケットは上昇を記録。
 
·  また22回中11回は二桁台の上昇率、4回は二桁台の下落率であった。